ご挨拶

代表取締役 進藤 勇

 

 冒頭から、マスクの効用に関するとんでもない間違いについての話で恐縮ですが、これは科学者が犯した人類史上最悪の間違いの話です。

 ウイルスの大きさは、0.1ミクロン程度ですから、隙間の大きさが0.3ミクロン程度のN95マスクでも、1ミクロン程度の不織布マスクでも、捕集することは出来ません。しかしながら、ウイルスは常にツバや飛沫と一緒に行動しています。ツバの大きさは、100ミクロン程度、飛沫は10ミクロン程度ですから、大きさ的にはマスクで捕集できます。しかし、昔からザルで水は汲めないと言われている通り、ツバや飛沫は水ですから、マスクを通り抜けてしまいます。ですから、マスクでウイルスを捕集することは、不可能なのです。

 今般のコロナウイルスによる世界規模での感染拡大に悪乗りして、マスクの粗悪品が大量に出回ったことを受け、米国発の世界標準化団体である ASTM International が2019年、マスクの製造規格を制定しました。半年後、EUも同様な規格を制定しました。更に遅れて、2021年、日本政府もマスクに関する日本産業規格、通称JIS規格を制定しましたが、驚くなかれ、遅れて制定されたJIS規格は先行したASTM規格にも、EU規格にも含まれていない、ウイルス飛沫捕集効率の項目が追加されております。この日本政府が独自に追加した項目は、定義も試験方法も全くのデタラメで、実際にはウイルス捕集効率はゼロである不織布マスクについて、95%以上の捕集効率が認められたとの有り得ない結論を導き出しました。効能がゼロである商品に高い効率が有ると偽って、販売するのは詐欺行為です。これをハイテク国家である筈の日本政府が主導して行っているのです。

 弊社の目的は、日本政府の誤った政策の是正を促したいことは無論ですが、何よりも急ぎたいのは、マスクの効用を信じて着用し、ウイルス感染者の治療に従事している医師や看護師さん達を、一刻も早く危険な環境から救い出したいのです。

 弊社が販売を開始する安全空気供給器は、代表取締役である進藤 勇が開発した特許製品です。周囲の空気を取り込んで、紫外線を効率良く照射し、無害化した安全な空気を医師や看護師さんの口元に供給します。患者さんの場合は、吐き出される呼気を取り込んで、無害化して安全な空気にしてから放出します。病室内は無論ですが、病院全体をウイルス感染から守ります。万が一、空気が汚染されても、紫外線を照射して無害化された安全な空気を口元に供給しますから、安心して治療に専念して頂けます。

 弊社は創業間もない小さな会社ですが、これからも真に役立つ装置を提供して参ります。皆様のご支援を頂きながら、一緒に行動して参りたいと願っております。

 

【特許権】日本国特許第7296670号

【発明の名称】ウイルス感染防止装置